1. 安全対策と保険について
※補習校の決まり事もご参照願います。
(1) 校内での安全確保
授業や行事が行われている間、講師は極力安全確保に努めますが、万が一何らかの事故があった場合は速やかに最善の処置をすべく体制を整えています。以下更に、ご家庭でもご理解ご協力くださいますようお願いします。
- 校庭では、サッカー等、硬いボールやバットを使用する遊びは許可のない限りしない。
- 借用校校舎の児童作品を初めとする、全ての物には、絶対に手を触れない。
- 基本的に、登校時から下校時までの間、担任の許可なく校外へ出ない。校舎を出て事故に遭った場合、補習校としては責任を負わない。
- 授業時間内に事務局、図書室への移動で道路を渡る場合は、担任の許可を得てから行く。
早退時の対応は下記の通りとします。
- 小4までは保護者同伴:保護者以外が同伴する場合には委任状が必要。緊急で事務局に電話連絡があった場合は、事務局がメモ作成して玄関当番へ渡す。
- 小5以上の同伴無し:早退の場合は保護者の同意書が必要(書式は保護者に任せるが、児童生徒の名前、保護者サイン、時間を記入する)。同意書は玄関当番のためのものなので、玄関当番に直接渡す。緊急で事務局へ電話があった場合は、事務員がメモ作成して玄関当番へ渡す。
(2) 健康保険
当校は学校法人ではないため、日本の学校や現地校と同様の保険には加盟できません。従って、校内の事故も一般負傷扱いとなり、保護者の加盟している「健康保険」を適用することになります。
(3) 個人賠償責任保険
悪意がなくても、幼児児童生徒が他人、または他人の所有物に損害を与えてしまった時、法律的には保護者がその責任を問われます。ドイツでは、個人の権利、義務、責任の意識がはっきりしており、事故の場合、すぐに責任を明確にして加害者へ賠償を求めてきます。年額僅かの保険料で誰でも気軽に加入することができる家族賠償保険(損害賠償保険)Familien-Haftpflicht Versicherung は、校内以外で起こった事柄に対しても適応されるので、是非加入をお勧めします。
(4) 通学に際しての注意点
年少者の場合は教室の前まで、送り迎えをしていただくようお願いします。
保護者とはぐれたり、迎えが遅れたりする場合の連絡方法等を子女と話し合い、各ご家庭で決めておいてください。また何か起こった場合、事務局までご連絡ください。
補習校校舎前の駐停車は他の車両に迷惑をかけるだけでなく、横断する人に危険が及ぶのでご遠慮ください。事故、その他問題が起きた場合は個人の責任となります。
2. 校内事故対処について
幼児児童生徒が補習校で怪我をした時、または急病になった場合は以下の対応を行います。
(1) 当該児童が自らもしくは付き添いの元、看護待機室へ
授業中などで、担任から事務局経由で看護当番に連絡があった場合、連絡を受けた看護当番が当該教室へ迎えに行くこともあります。
(2) 必要な処置を行います
怪我→流水洗浄、絆創膏貼付、アイスパック使用など。
体調不良→体温測定など。
痛みや熱があっても薬などを渡すことはありません。
(3) 状態が回復し、教室へ戻れそうな場合は、自ら、もしくは付き添いの元教室へ。必要時には担任に報告
早退やその他保護者への連絡が必要な場合、事務局を通じて保護者へ連絡し、保護者に看護待機室まで迎えに来てもらいます。
(4) 病院受診が必要な場合、基本的には事務局を通じて保護者へ連絡し、その到着を待ち、受診してもらいます
保護者の到着に時間がかかる場合、緊急性が高く保護者の要望があれば救急車要請も検討します。
(5) 緊急時、トランシーバーを用いた応援申請あり、それを受け看護当番及び運営委員が直ちに救護に向かいます
非常に緊急性の高い状態(アナフィラキシーショック、出血多量、意識消失など)の場合、救急車を要請します。保護者へは事務局を通じて連絡します。
◆救急病院
・ Kinderklinik im Dr. von Haunerschen Kinderspital Lindwurmstr. 4 ℡ 089 440052811 (Pforte)
・ Krankenhaus München-Schwabing Kinderklinik u. Poliklinik-Notaufnahme Kölner Platz 1 ℡ 089 3068-2589 (Innere Medizin) ℡ 089 3068-2459 (Kinderchirurgie)
◆最寄のタクシー
・ Reichenbachstrasse ℡ 089 2161331
・ Isartorplatz ℡ 089 2283885
◆緊急診療医
TEL 112
◆救急車
TEL 112 / 19222
