5.国際部

一般的な話をしたり聞いたりすること、一般的な簡単な文章を読んだり書いたりできるようになることを目的とし、家庭や補習校でこれまでに培われた言語感覚を基にして、国語の基礎を中心に細かなステップで指導します。

文科省指定教科書だけではなく、児童生徒の実態に合わせた様々な教材を選定して指導します。国際部はCクラス(小学部3・4年相当学齢)、Bクラス(小学部5・6年相当学齢)、Aクラス(中学部1年以4上相当学齢)から構成されています。

*クラス編成はその年度の人数により決定されます。

 

  国際部クラス別学習目標  

*小学校低学年の学習や生活体験の中で身につけた基礎日本語力を個々に合わせてゆっくりと伸ばしていきます。

 

国際C

国際B

国際A

話す

○日常生活に役立つ会話ができ、身近な事柄についての事実や自分の考えを簡単に話すことができる。

○日常生活に役立つ会話が年齢にふさわしい言葉ででき、一般的な事柄についての事実や自分の考えを、簡単に話すことができる。

○日常生活に役立つ会話が年齢にふさわしい言葉ででき、一般的な事柄についての事実や自分の考えを、短く発表したり話し合ったりすることができる。

聞く

○身近な事柄についての話を正確に聞くことができる。

○一般的な事柄についての簡単な話を、内容の中心に気をつけて聞くことができる。

○一般的な事柄についての簡単な話を、正確に聞くことができる。

書く

○身近な事柄についての事実や自分の考えを、簡単に書くことができる。

○一般的な事柄についての事実や自分の考えを、簡単に書くことができるとともに、進んで書こうとする態度を身につける。

○一般的な事柄についての事実や自分の考えを、短い文章に表すことができる。

読む

○身近な事柄についての簡単な文章を、正確に読むことができる。

一般的な事柄についての簡単な文章を、正確に読も うとする態度を身につける。

○一般的な事柄についての簡単な文章を正確に読むことができる。

興味・関心

○すすんで日本語を使用し身につけようとすることができる。

 

○意識して語彙を増やし、日本語で伝え合う力を高めようとすることができる。

○日本文化に対する関心を深め、自分の目標に向かって自主的に日本語学習に取り組もうとすることができる。

日本文化理解

○授業や日本的な行事を通じ、日本文化・習慣に触れ、日本への興味・関心を高めるとともに、自分と日本とのつながりに気づくことができる。

○授業や日本的な行事を通じ、日本文化・習慣や、その背景にある地理と歴史に触れ、日本への興味・関心を高めるとともに、自分と日本とのつながりを意識することができる。

○授業や日本的な行事を通じ、日本文化・習慣や、その背景にある地理・歴史・風土と文化史に触れ、日本への興味・関心を高めるとともに、自分と日本とのつながりを意識することができる。